前回の記事は「今度は失敗しない!」という意気込みで終わりましたが、今回は水槽立ち上げのコンセプトについてもう少し掘り下げてみます。
滝は色々面倒だ!
二代目水槽を立ち上げた際、「これだけはやるぞ」と決めていた”堰堤レイアウト”。本当はその時から滝をやりたかったのですが、うまくいく自信がなくて日和った末に選んだのが滝よりは簡単にできそうだった堰堤でした。
堰堤制作自体はそこそこうまくいったものの、前回も書いた通り縦置きフィルターは最低水位線が意外と高く、思ったほど水の落差を作れなかったのが想定外でした。
なので今回は水中ポンプ(NEWA mini)を使用。フィルター機能を排した代わりに水の吸い上げに特化したギアで滝と呼ぶにふさわしい落差を作ることにしました。
▼ NEWA mini
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で、滝レイアウトする上での一番の課題は「どうすれば滝っぽく見えるのか?」です。
YouTubeで「アクアリウム 滝」で検索すればよくわかりますが、世のアクアリスト様たちは”これどうやってんの??”と思うぐらいに華麗な滝を組み上げられています。
これは初めてトライする人にとってはセンスと技術が求められるかなり大変な作業です。
また滝レイアウトでは“水中ポンプの囲い方”も考えなければいけません。ここは盲点になりがちなのですが、ポンプの囲い方とその作り方によって滝全体の構造や堅牢さも決まってしまいます。滝レイアウトは見た目以外にもやることが多くて結構難しい…というか面倒くさいのです。
そんな滝レイアウトに今回は不退転の決意でチャレンジすることになります…が、その結果年末年始のほとんどを潰すことになりました。
水陸完全分離の強い味方
もう一つのコンセプトは「水陸完全分離」です。これは初代、二代目のどちらでも失敗にした”陸地ベチャベチャ問題”の解消が目的です。
イモリの水槽レイアウト(通称イモリウム)をやる人は水面と陸地の間に鉢底ネットを挟むケースが多いのですが、そのやり方では生ぬるいと思った今回はより強固な水陸分離に挑みました。それは…
”作れる君”で仕切れ!
▼ 作れる君
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です。作れる君はアクアリウム用のスチレンボード。スチレンボード自体は前回の堰堤レイアウトの造形にも使用したのですが普通は5mm厚のものが多く、若干の頼りなさを感じていたのですが、作れる君はなんと15mm厚!3倍の厚みを誇る作れる君であれば安心です。
一応、通気・通水用の穴は空けましたが、これまでとは段違いの水陸分離を実現することになりました。ただし、その結果予想外の浮力に悩まされることになります。
さあ、次回はいよいよ実際のレイアウトに着手します!
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