過去2回に渡っての前口上を重ね、なかなか始まらない三代目イモリウム水槽のレイアウト。今回ついに立ち上げ編のスタートです。
5日間の奮闘。三代目イモリウム水槽
そもそも年末年始の休みを使ってやろうと思って以下今回の立ち上げ。1日で終わるとは思ってませんでしたが、なんと12/29〜1/2の5日間もかかってしまいました。
二代目の水槽をリセットしたのでその作業を含めた5日間ですが、それでも予想以上の日数がかかってしまったおかげで
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コケ
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ウィローモス
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アヌビアス・ナナ
をだいぶダメにしてしまいました。
そんなに日数をかけるつもりがなかったのでコケや水草をトレーに置きっぱにしてしまったのが原因です(日に2回の霧吹きでは意味なかった)。イモリウムとミナミヌマエビは丁重に隔離したので大丈夫でしたが植物の方は…かなり初歩的なミスでいきなり萎えました。
リセット〜立ち上げ中の写真はほぼない
世のアクアリストYouTuberさんたちはリセットや立ち上げの様子をこと細かに動画でアップされていますが、このコラムにはそういった詳細な写真はありません。
あれは上級者たからこその周到な準備、明確な構想と工程のノウハウがあって初めてできることで、行き当たりばったりが作業の大半を占める素人の立ち上げでは途中経過のつもりで撮った写真の多くはボツ写真になるので、やってるうちに写真を撮るのがバカらしくなってきます。
なのでこんなリセット中の写真や↓みたいな先行きがはっきりしない写真しか残ってませんでした。
滝レイアウトの救世主現る
そんなリセット&立ち上げの中でも作業を大きく進めるアイテムがいくつかありました。まずその一つが
▼ カミハタ 液状接着剤用 補助剤 ベージュ 20個入&液状接着剤
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アクアリウム用の瞬間接着剤です。これは僕がいつも勉強させてもらっているYouTuberのたそがれアクアさんが「2022年買ってよかった物リスト」で紹介されていたアイテムですがこれが滝の石組みを作るのに欠かせませんでした。
レイアウトに接着剤を使うのは邪道と思ってる人(僕と同じような)がいると思いますが、その考えはこの接着剤を使った瞬間に消え去りました。
素材がくっつくということよりも、接着剤を使うことでレイアウトの可能性がめちゃめちゃ広がるんです。そのワクワクがたまりません。あまりに楽しすぎて滝の石組みだけで丸一日以上かけてた気がします。
低床革命!鉢底石と赤玉土はもう古い?
これは結果オーライなことなのですが、今回のレイアウトでは陸地の低床に鉢底石、赤玉土、ソイルを使いませんでした。
どちらも粒が大きすぎるため石と土同士の隙間が生まれてしまい、その間にソイルを流し込んで埋めないといけないのが結構な手間でした(ソイルも無駄に消費するし)。
そこで今回使用したのが近所のコーナンで買った「盆栽の土」と「ひゅうが土」です。
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「盆栽の土」が赤玉土の代わり、「ひゅうが土」が鉢底石の代わりという感じですが、この二つがいいのが粒がとても細かいところです。
粒の小さいのできれいに敷き詰められるのに加えてしっかり安定するので、ソイル最大の欠点である「ソイル雪崩れ」が起きません。なのでベースのレイアウトを作るのに大変重宝しました。
しかもソイルと違って色が明るいのもいいです。過去にソイルの色と被ってイモリを見失うこともあったので、明るい色の低床を探していたのでその点でもこの「盆栽の土」と「ひゅうが土」は◎です。
新規導入したいくつかのアイテムや素材によって、三代目イモリウム水槽立ち上げはなんとなく上手くいきそうな気配がしてきていました。
ただ、それでもどこか踏ん切りがつかない、勢いよく作業が進まない感じがあって、そのおかげで立ち上げが遅れてしまったのですが、次回ついに三代目水槽の主役となる”ある物”が登場します!
来週の更新をお楽しみに!
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