先週に続いてイモリウム一年生の記録です。
アヌビアス・ナナという水草があります。
ネットで検索すると必ずと言っていいほど「初心者向け」「育成しやすい」と紹介されるやつです。
イモリウム水槽を立ち上げてしばらくして、水場に緑が欲しくなって購入したのがアヌビアス・ナナでした。
そしてあっという間に溶かしました。
「溶かす」というのはアクアリウム用語で枯らしてしまう的な意味です。水草の場合、基本枯れることはないのでダメになると腐って水中に分解されてしまうんですね。そうして徐々に消えていってしまう様を「溶ける」「溶かす」と言います。
導入してすぐに葉っぱの色が悪くなっていく様子を見ていくのはなかなかショックでしたね。
「これって初心者用じなかったの??」と思い、改めてネットで調べてみましたが、アヌビアス・ナナを溶かす人はほとんどいないらしく対処法などはさっぱり見つかりません。
仕方なく腐って黒くなってしまった葉を一枚ずつトリミングしていくと最後には全ての葉っぱがなくなり根っこだけになってしまいました。
初心者用の水草を溶かしてしまうという現実は、自分自身の根深いところにある「何か」を否定されたような気分にもなり、なかなかのショックです。
そして、丸坊主になってしまったアヌビアス・ナナですが根っこだけはなんとか生気を保っている感じだったのでオブジェ的な扱いでそのまま放置していたのですがなんと…
新しい葉っぱが生えてきました!
これがアヌビアス・ナナが持っている初心者用水草のとしてのアビリティなのでしょうか。鮮やかな黄緑色の葉が顔を覗かせています。
この写真を撮ったのは数日前なのですが、今はさらに数枚の葉が生えてきています。
そういえばなのですが別に導入したフジノマンネングサもずっと枯れた状態だったのが最近になって新芽を出し始めました。
なんでだろう?と色々考えたのですがたぶん一番の理由はこれじゃないかと。
光合成に足りるほどの光を与えられてなかったってことですね。…あまりにも初歩すぎてそりゃあ調べても出てこないわ、という感じです。
ちなみにマンネングサ系のコケは他にコウヤノマンネングサも入れているのですが、こちらは最初に植えたコウヤノマンネングサは枯れ気味ですが新たに芽を出した株が青々とした新芽を勢いよく伸ばしています。
フジノマンネングサもコウヤノマンネングサも環境の変化に弱いと言われるコケですが、観察していると強い弱いというよりも、環境に対応した株が新たに生まれ、そちらへの生え変わりしているという印象です。
さらにどの草や苔にも言えることですが、新芽というのはどれもめちゃくちゃ美しい。
新芽の緑、それを見てるだけで心が洗われる気分です。
実は新しい水槽を購入済みで近いうちにこのレイアウトとはサヨナラする予定なのですが、新たな息吹きが次々に表れていく様子を見ているともう少しこれを眺めているのもいいかなぁ、と思っているこの頃です。


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